蒲郡スタッフ日記
2017年06月13日

外出に不安を感じない人生を続けよう

最近よく聞くフレーズ「人生100年時代」

今日のニュースでは100歳の男性が60M走で日本記録を樹立したという話題も

これまで「高齢者」といわれてきた世代のイメージを覆す時代が来ています

例えば定年後にのんびり余生を送るというよりも定年後もさらにアクティブに生き続けるための活動をサポートできるアプローチをひかりの森スタッフは日々考えています

 

「家の前にある大きな道を挟んだ対面にあるコンビニに行きたいけれど今の歩くスピードだと横断歩道が長すぎて交通量も多いし不安なの」という悩みをお持ちの方がいらっしゃいます。

この方の言葉を聞きスタッフが実際の横断歩道の距離や歩行者信号の青信号の時間を計測に行きました

道路で信号待ちをしていた車の運転手さんは白衣姿の人が横断歩道をストップウォッチや距離測定器を持って歩幅を替えて行ったり来たりしているのを目撃し「この人たち何してるの?」と疑問に思っていたことでしょう(笑)

そんな視線を感じながらも利用者様の為に必死に計測してデータ収集を行いました

そしてそのデータをもとに施設前の道路距離も計測。同距離・同時間で「安心して歩く」ための訓練を行います

今日も距離測定器をPT二人でコロコロ転がしていましたので撮影しちゃいました

何気ない日常の幸せや目標はその人その人によって異なります

そしてその思いはちょっとしたアドバイスとご本人の小さな努力の積み重ねで叶えられる可能性が広がることも知っています

ちょっとのアドバイスに気づける視点が大切☆だからこそ専門職は日々自分の能力を磨く努力を積み重ねて働く責務があると思っています